2009年6月9日火曜日
Part 1
1.記者:新しいシンガーを迎えての今回のツアーはいかがですか。 手ごたえは感じていらっしゃいますか。
ニール:もちろん! 観客動員数も良いし、オーディエンスも以前にも増して熱心だ。 とても順調だ。
ジョナサン:Revelationは、スティーブ・ペリーが去って以降最高の75万枚のセールスをあげている。 それがすべてを語っていると思う。 この体制での初めてのリリースとして、とても素晴らしい。 昨年は多くの人の前で演奏した。 経済状況は良くなかったかもしれないが、私たちはそれを感じなかった。 どこでも満席だった。 みながアーネルを見たがっていた。 Journeyは復活した!
2.記者:2,3年前に、フロリダで初期の曲を含めて3時間演奏したのを見ました。 来年はバンド結成35周年ですが、あの時のように初期の曲で3時間演奏する予定はありますか?
ジョナサン:観客の一部はチケット代を返金して欲しかったみたいだ。 彼らは初期の曲は好きじゃないんだ。
ニール:曲すら知らなかった。 俺達が古い曲を演奏し始めたら、ただのウォームアップだと思ったらしい(笑)
記者:では、それはやらないということですね。
ロス:Never. 40周年まではやらないよ。
3.記者:前回ここで演奏してから、2回もシンガーが交代していますね。 彼らに何が起こったのですか。
ジョナサン:スティーブ(オージェリー)は、喉を痛めたんだ。 病気になって・・・感染症の一種にかかってしまった。 彼はまた歌えるようになったけれど、このバンドで求められているレベルまでには達しなかった。 それでジェフが、いわば一時的にという感じで参加した。 彼と続けるか、そのまま帰るかのチョイスしかなかったが、ジェフのおかげでデフ・レパードとのツアーを終えることができたんだ。
ニール:はじめは、うまくいくと思ったんだ。 でも性格的に合わなかった。 だからまたシンガーを探し始めて、アーネルを見つけた。 彼は本当にゴールデンボーイだよ。
4.記者:アーネル、あなたはJourneyを初期のころから知っていましたか。
アーネル:イエス。 Escapeから(その前からは・・・?という質問は聞き逃した感じ)。 その時は10歳ぐらいだったかも。 ごめんね、みんな(笑)。
ニール:彼は多くの曲を知っているよ。 でも知っていることも覚えていないくて、俺が何か弾き始めると、”あーその曲ね”といって歌い始めるんだ(笑)。
アーネル:年を経て、昔の曲も掘り下げるようになり、新旧両方の曲を味わうようになった。
5.記者:スウェーデンの記者の一人が先週、Journeyはヒット曲1つのバンド(”One hit, One band)だと書いていました。 彼に、バンドにはもっとヒット曲があることを教えてあげてください。
ニール:多分Don't Stop Believin'のことを言っていると思うんだけど、アメリカでは私たちは15曲のトップテンヒットがある。 RevelationからはAfter All These Yearsがアダルト・コンテンポラリー部門で1位になったので、それもヒット作のグループに含めることができる。 ま、どんなバンドでも、その1曲で知られているという曲があるよ。
ロス:1曲のヒットで、35年活躍し続けることができたバンドなんて、私は知らないよ。
6.記者:フェスティバル参加だけではなく、単独ツアーのような広がったかたちのヨーロッパツアーの予定はないですか。
ニール: 今回は1か月だが、行っていないところもあるので、もっと多くのところに行きたいと思っている。 フェスティバルに参加すると、より多くの人の前で演奏できる。 多くのプロモーターは、俺達がソフトすぎると思っているが、俺達は、そうではないことを証明するためにここにきた。
ジョナサン:3,4年前と同様に、イギリスではよく活動をしている。 80年代にはヨーロッパにはこなかった。 スティーブ・ペリーが、なにか理由があって来たがらなかったからね。 またヨーロッパで新たなファンを掘り起こして、より多くの場所に行きたいと思っているよ。
ロス:私たちが80年代の最高潮の時に、ヨーロッパに来なかった。 来れたはずなのに。 ほんの3,4年前からここのマーケットに入ってきたんだ。 だからこれはまさしくほんのスタートだと思っている。
ニール:アメリカではみなアーネルを始めて見た。 すべての目が彼に注がれていたんだ。 ヨーロッパでもきっとそうだろう。 彼が歌う時、みんなが驚くよ。
7.記者:成功といえば、Revelationのアーネルのボーカルが素晴らしいのはもちろんですが、個人的に作曲の面でも過去作をうわまっていると感じます。 なぜでしょうか。
ジョナサン:他には誰もいなくて、ニールと私だけがこれに取り組んだんだ。 私たちは何をすべきがよくわかっていた。 そして一緒にマジックを起こしたんだ。
ニール:かつては、俺達が何を演奏すべきかとかいろいろ注文をつけるやつがいたよ。 Revelationではそういうことは考えなかった。 そしてこのバンドはあまり準備をせず、即興的にぱっとやる時が一番いい状態だと思う。 毎日曲をレコーディングやアレンジを重ねて、アーネルは歌詞とメロディーを覚えて次の日歌うという感じだった。
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