2009年6月10日水曜日

Part 2



1.記者
:Faith In The Heartland がRevelationに含まれたのはなぜですか。

ジョナサン:プロデューサー(ケヴィン・シャーリー)がこの曲を好きだった。  彼はこの曲について自分の考えをもっていた。 だから、この曲がアルバムに入ったのは彼の責任だよ。 全員(笑)。 彼は、この曲は録り直すべきだと強く主張したから、私達はそれに従った。 結果としてRevelationによく合っていると思う。

2.記者:Journeyのマジックがまた戻ってきたところで、まもなく次のスタジオアルバムの製作とりかかるのでしょうか。

ジョナサン:イエス。秋にははじめる。

3.記者:ロックスターはオフステージだと普通の人だと思いますが、これまでで印象的だったことや恥ずかしかったこと、特に新しいシンガーの方がバックステージではどんな人か教えて頂けますか。

アーネル:(                       ) 

ジョナサン:アーネルにとっての最初の大きなコンサートはチリのフェスティバルだった。 ステージが始まる前、アーネルはとても緊張していたんだ。 テレビカメラは、3,000万人の視聴者にコンサートを中継することになっていたよ。  アーネルは私に向かって、”ウチに帰ってもいい?”と聞いたんだ(笑)。 だから、私は”NO"と答えたよ(笑)。
 
アーネル:まずこれを終わらるんだという感じで(笑)。

ジョナサン&アーネル:あれはおもしろかった。

3.記者:近々DVDがリリースされる予定は?

アーネル:マニラ・コンサート(今年3月に日本ツアーの後に行われた)のDVDが12月までに発売される予定なので楽しみにしていて下さい。 大きなコンサートだった。

ニール:2時間半か、3時間近く演奏した。

ジョナサン:最新のハイビジョンカメラで撮影したから、映像はとても美しいよ。 観客は3万人だったね?

アーネル:僕たちの顔の吹き出物まではっきり見えるよ。 笑

ニール:たくさんあるよ。笑

ロス:3月にアジアに行って、日本やマカオで演奏した。 アーネルの故郷の人々にDVD用のライブをスタジアムで行い、最終地のハワイでいくつかコンサートを行った。 これは、今回のツアーの第2部で、夏にはアメリカでツアーをする。

4.記者:マニラでは3万人のオーディエンスということでしたが、スウェーデンについていえば、34,000人です。  (会場喝采)

アーネル:You're very very conservative.

ジョナサン:ロックンロールはしっかり生きているね。

5.記者:バンドの東洋的なコガネムシのロゴは、どのようにして考えついたのですか。 バンドの音楽には東洋的なものは何もないですよね?

ジョナサン: いや、あるよ。 非常に東洋的な方向性のある曲もいくつかある。

ニール:インフィニティのOpened The Doorという曲をあなたは聞いたことがある? とても東洋的だよ。 俺は東洋的な影響を多く受けている。 だから、あなたは全然正しくないよ。

ジョナサン:私達の音楽は基本的にアメリカンロックだけど、実験的なことをするよ。 シンボルについていえば、コガネムシ(スキャラブ scarab)は、Journeyという名前を象徴し続けている。  再生・復活を続けている。 そして、スキャラブは何年も私たちに幸運をもたらしていると思う。 神秘的な存在だよ。 スキャラブと一緒に私たちも生き抜いてきた。 私たちは、何回再生したかな・・・?

ニール:人々はスキャラブとJourneyを結びつけている。 神秘的な力であり、創造性でもあるんだ。

ジョナサン:いわば”お守り”だ。

ニール:確かにそうだ。

5.記者:ニール、あなたは過去にヤン・ハマーと共演など多くのソロ作があります。 今、Journeyは復活した状態ですが、ソロ作を作る時間はありますか。 それとも2-3年は保留という感じですか。

ニール:確かに今俺はとても忙しいし、バンドに集中している。 ソロ作をやれるときは来るだろうし、あまり心配していないよ。 今はバンドとツアーをして、秋にはしっかりと準備した状態でスタジオに入りたいと思っている。

記者:(サミーヘイガーの最新のアルバムに収録されている曲などはいつ作られたのですか。)

ニール:いくつかは結構前だよ。 今でも曲作りを続けている。 Journeyの音楽には合わない曲のアイディアもたくさんもっている。 曲作りを家でするときは、ヒット作を作ろうとか、こういう音楽を作ろうとか事前に考えているわけではない。 後から聴いてみて、これはサミーが好きかもしれないとか考える。 実験的に取り組めるのはいいことだよ。

6.記者:ディーン、あなたはここで前回Mother, Fatherを歌いましたが、素晴らしい歌声でした。 ソロ作を作ろうと考えたことはありますか?

ディーン:Never! (笑)  僕の仕事はドラマーだし、歌えるチャンスを与えてもらえるだけで嬉しいよ。 11,12歳の時、彼らの曲を練習していたんだ。 とてもアーネルと張り合うことはできないよ。

記者:私たちは本当に、本当にあなたの声が好きです。

ディーン:ありがとう。

ニール:ディーンは確かに俺達の隠れ兵器だ。

7.記者:次のツアーでデンマークも候補に入れて下さい。 ディーン、あなたは世界で最高のロック・ドラマーです。 (喝采)

ディーン:確かにそうだな~!!(笑)

記者:もちろんですよ。 今日のステージで、2分間あなただけの時間があるといいのですか。

ニール:今日は、Where did I lose your loveという新しい曲をやるんだけど、最後にドラムソロがあるんだ。 俺はソロを長くやるように言っているんだけど、君からも勧めてよ。

記者:それは最高ですね。 スカンジナビアに来てくれてありがとうございます。

ジョナサン:Deen's got some sugar.

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